ハローじゃ!!!
audiobook.jpで来る日も来る日も本を聴いているぞ。
ズブズブじゃ。
そんな余が最近読んだ本は、これじゃ。
『頭が良くなり、結果も出る! モテる読書術』長倉 顕太 (著)
「モテる読書術」というタイトル。
そして表紙。「読書」という言葉のイメージと正反対のショッキングピンクのカラーリング。
とても挑戦的じゃ。
そして、内容も挑戦的じゃった。
あえて「モテる」という言葉が選ばれているが、そういった言葉に似つかわしくない根本的な内容となっておる。
本書の主張
著者が主張したいことは、こうじゃ。
人生を良くしたい
→人生って人間関係だよね
→良い人間関係を作るには一方的に求めても周りから好かれない
→だったらモテる必要があるよね
一般的にイメージされる(むしろ表紙がそういうイメージを誘っているが)「モテ」とは、異性から好意を寄せられ、ウハウハな人生を指すことが多いが、この本のモテというのは、「異性同性関係なく、みんなから魅力的に見えるため、人から重宝されること」を指すのじゃ。
では、「モテ」と「読書」はどう繋がるの?という疑問が浮かびそうじゃな。
読書をすると最終的にどういう過程をたどり、結果的にモテるのか。
余の解釈も少し混ざっているかも知れぬが、だいたいこうじゃ。
モテるために読書をする理由
- 読書をする
- 多様な概念(言葉)を知る
- 人生を客観視するための「人生の地図」が手に入る
- 人生の戦略を立てる
- 戦略を実行し、自分の能力や知識を鍛える
- 鍛えられた自分に対して注目が集まる
- モテる
こういった理由・論理で読書をしまくろう!というのが、この本の触りの部分じゃ。
モテるための読書術とは
この本では、読書で自分の生きる知識として脳に刻み込む斬新な方法が紹介されておる。
ただ読むだけでなく、「人生の地図を作るため」の一手段として読書を使うのじゃな。
余も現在この方法を実践しておる。
効果のほどはこれからじゃが、腑に落ちるやり方ではあるため、そこまで抵抗はないのう。
ただ、この本で紹介された読書法の特徴として、読書の前、そして読書の最中に、スマホもしくはPCが必須というのは、少し難点というか、やはり勉強のための読書というところじゃな。
具体的に少し紹介すると、こんな感じじゃ。
読書前
- その本のレビューを10サイト見る
- その本の著者について調べる
- 本が書かれた背景や人物自体に興味を持つ
- 視野を広げる
- 調べている中で、キーワードや関連情報をメモる
- 断片的な知識を集める
- そのメモの内容を実際に体験したり、見たり、聴いたり、行ったりする
- これによって、知識を現実世界に落とし込み、血肉にする
読書中
- できるだけ速く読む
- 目標は1日1冊
- 不明ワードを検索する
- 知識(ボキャブラリー)を増やす
- キーワードや気になる内容をメモる
- 読書前のメモと同じ役割
これらをしながら1日一冊をこなしていくのは相当ハードじゃが、おそらくやってるうちに調べたりメモする時間が減っていくんじゃろうな。知識の定着につれて。
これらを実践しながら、知識と経験の土台、つまり人生の地図を作り上げていくんじゃな。
知らないことを知ることで、同じものを見ても異なるレイヤーで物を見れるようになったら、大成功じゃ。
その後は、実際にモテるための戦略について語られるぞ。
そのあたりは、実際に本書を見て確認するとよい。
わしはまだ自分の言葉で表現できるほど解釈できていないのじゃ。
悲しきことにな。
感想
単刀直入にいうと、鼻につくな。
いいことを言っているとは思うんじゃが、読者をちょっと小馬鹿にしすぎているので、印象は悪いのう。
きっとそれも狙ってのことと思うんじゃが、プライドの高い人はこれを読めないと思うの。
逆に余のように、プライドが高すぎて負けず嫌いの人間は、奮起して実践できるかも知れぬぞ。
特に、前半部分に関しては、かなり挑発的な「言い方」になっているので閲覧注意かも知れぬな。
逆に興味が湧いた方はぜひ読んでみるとよい。
また、こういう話し方をしているから、穿った見方をしてしまったのかもしれぬが、
何ヶ所か、言っていることが変わっていて、そこも気になったのう。
あえて、きつい言い方をするキャラを演じたせいで、前半と後半で軸がぶれてしまったように感じるのじゃ。
後半には、著者の優しい性格がわかる内容が記されているので、前半の言葉の端々から感じる棘や尖りを殊更(ことさら)強調して捉えるのはやめた方がベターじゃな。
おわりに
具体的なステップに分けて読書術を解説し、それを生かして環境を変えていく方法について、本書は語られている。
少し前に読んだ、「物語思考」と似ている内容もあったように思う。
例えば、「思い描いたキャラクターを具体化することによって、現実の自分がそのキャラクターに近づいていく」という内容や、「目指す環境に飛び込むことによって、自分が目指す姿に近づいていく」という内容じゃ。
結局、行動あるのみということじゃな。
余も頑張って行動していこうと思う。
そういえば、今日、社会人サークルでテニスをしている人に、声をかけてみたぞ。
最近運動習慣をつけたくてな。テニスコートがある公園の周りを散歩していたら、ちょうどボールが場外ホームランしたので、それを拾ったついでにちょっと尋ねてみたんじゃ。
そしたら、明日から来ていいよと言ってくれたので、あっさり参加することになったのじゃ。
これも一つの行動した結果じゃな。
余を見習ってみんなも日々行動、日々努力をするのじゃ!
日々行動、日々努力!!ご唱和ください!!!
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