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「小説 映画ドラえもん」をオーディオブックで聴いたらモノマネ大会だった

ハローなのじゃ。

ここ1年くらいaudiobook.jpを利用しているぞ。
隙間時間にラジオや音楽を聴いていたが、それをAudioBookに変えるだけで、効率的に読書(聞書)ができる。これは革命じゃな。

そんな余が最近聞いた作品が、これじゃ。

それは、「小説 映画ドラえもん のび太と空の理想郷 (ユートピア)」じゃ。

https://audiobook.jp/product/270532

慶長佑香, 國分和人という声優さん達が全てのキャラクターに声を当てているみたいじゃな。

そう、「全ての」じゃ…..

これはとんでもないことじゃよ???

目次

声優さんはマジ

とりあえず、開始30分の時点で登場したキャラクターに声を当てた声優さんの割り当てを表にまとめたぞ。

男性声優女性声優
ジャイアンナレーター
スネ夫ドラえもん
飛行船の商人のび太
出来杉くんしずかちゃん
先生のび太の母
その他モブその他モブ

男性声優の國分和人さんと、女性声優の慶長佑香さんの2人だけでやりくりしているみたいじゃ。

audiobook.jpでは、本屋大賞などで認知度が高い作品に関しては、それぞれの役に声優さんが割り当てられることがあるのじゃが、ほとんどの作品がキャラクターより少ない数の声優さんが割り当てられるのじゃ。
仕方ないことではあるが、ドラえもんクラスでも2人なのか…….

まあ、ただ声を当てるだけであれば、余だけでもできるじゃろう。
しかし、特筆すべきはそのクオリティじゃ。
声優さんて、マジなのじゃ。

全キャラに対して、熱量の高い演技で余は全く違和感なく最後まで楽しむことができた。
ドラえもんとのび太の声に関しては、クオリティ高すぎて本当に違いがわからないかもしれない。

自己紹介なしでもその声を聞いただけでどのキャラクターの声か識別できる、声優さんの技術力の高さには余の烏帽子(えぼし)も脱帽せざるおえないじゃ。

パーソナリティを言語化は面白い

当たり前だが、一つ一つの所作を言語化しているのが面白いのう。
何気ないシーンも丁寧にナレーターが説明してくれるのじゃ。

例えば、日常的な光景として、のび太があやとりをしようとするシーンがあって。
それに対してナレーターが「のび太はあやとりが数少ない特技の一つであり、授業に組み込まれないかな、と考えているほどなのだ。」とその動作に対しての補足説明が加えられたのじゃ。

余はドラえもんについてあまり詳しくないため、キャラクターの性格や、特技を知らなかったのじゃ。
そのため、そういった補足情報やバックグラウンドを教えてくれるのは、作品をより楽しむための付加価値のように感じたのじゃ。

細かなところも説明することによって、見る人の知識に依存する部分を埋め合わせることができ、ユーザーフレンドリーな作品に仕上がっているな。

これはドラえもんに限らず、小説であることの強みじゃな。

アニメと違うのは頭を使う

初めてSF小説を耳で聞いたが、世界観を思い描くのに頭を使う、想像力がいるのじゃ。

非現実的な内容のため、イメージの共有が難しく、やはり挿絵がほしくなってしまった。
聞き流しているだけなら詳細な設定や情景がわからない人がいるかもしれないのう。

しかし、そこまで細かい情景がわからなくても、ドラえもんが苦しんでいるのか、笑っているのかなど、ざっくりとした状況が分かれば十分じゃとも思うので、100%理解しよう!と意気込むのではなく、ドラえもんの世界観を耳だけで楽しむという初めての体験ができただけでも、価値があったように思うのじゃ。

おわりに

今回はドラえもんの映画を耳で聞くということをして見たわけだが、感想としてはとても楽しかった。じゃ。

内容に関しても、いくつもの伏線をキレイに回収し、気持ちのよい終わり方を迎えていたのじゃ。
声優さんの技術と努力なしには成立しない素晴らしい作品じゃったぞ。

しかし、SF小説という特質上、言葉だけではイメージがしにくい箇所がある可能性があるため、そこは注意が必要じゃ。

しかし、一応子供向けの内容であることもあり、かなり噛み砕いてナレーターが解説してくれたり、わかりやすい表現をしてくれているため、決して難しいというわけではない。

この小説版を見たり聞いた後に、アニメ映画版を見たら、違いや発見があるかもしれぬな。

ちなみにaudiobook.jpで「聴き放題プラン」に入れば聴けるため、無料期間などを使ってぜひ聞いて見てほしいのじゃ!!

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この記事を書いた人

平安貴族
使い捨てカイロが自治体によっては不燃ゴミの可能性があることを広めるために現世に降り立った

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